お金・金運

25 結局、信じていることが実現する お金編(2/2)

2021年4月25日

前編はコチラ

黄金の羽は珍しさもあり予想以上の値段で売れた。
これは幸先いいと喜び、少年は売れそうな商品を市場で仕入れて、さっそく売り始めた。だがさっぱり売れなかった。

仕方ないので行商をしたら、少しずつ売れた。
何日もかけて、ようやく完売が見えた頃、こんなに遅くては両親が干上がってしまうと焦った。
一年分の稼ぎはいつになるのかと不安になった。不安が大きくなり、疑いそうになる寸前で思い出した。信じ切らなくてはいけない。
絶対に一年分の生活費を稼ぐと決めたのだ。

その日を境に飛ぶように売れるようになった。
あっと言う間に完売したが、一年分の生活費にはほど遠い。
翌日、少年はもっと利益が大きそうな商品を仕入れた。とたんにまったく売れなくなった。行商をしても同じだった。

手元にあるのは僅かな食事代と宿代だけだ。何日も売れないと干上がってしまう。不安になり空腹を抱えて、その日は寝た。
寝る前に黄金のガチョウを思い出した。
「どうか知恵を授けてください、どうしたらいいですか?」と質問しながら寝た。

翌朝、起きても閃きやアイデアは降りてこなかった。
それでも売りに行く準備をしているときに、ふと二束三文で売り払えという声が聞こえた。
少年は嘘だろと思った。正気の沙汰とは思えなかった。
それでも抗えない何かを感じたので、直感に従った。

仕入れた市場に行き、買った値段の半分以下で叩き売った。
残ったのは黄金の羽を売った値段より少なかった。少年は意気消沈しかけたが、絶対に両親を楽させると覚悟を決めていたので、へこたれなかった。

改めて仕入れて、商売を再開した。
最初は売れなかったが、あるときからコツを掴んで飛ぶように売れた。
次に仕入れたものも当たりに当たった。
単純に仕入れて売るという商売に加え、材料を仕入れて加工して付加価値を付けて売るという方式にも手を広げた。

少年は僅か三ヵ月で一年分の生活費を稼ぎ、両親の待つ家に帰った。
翌日、少年は森へ入って小人や黄金のガチョウを探したが、見つけられなかった。
出会った場所に食料を供えて、心からお礼を述べた。

その後、少年はまた街に行き、今度は一生分の生活費を三年で稼ぎ、意気揚々と家に帰った。
少年は立派な青年になっていた。
働き者の女性と結婚し、子宝にも恵まれ、両親と末永く幸せに暮らした。

(おしまい)

 

※グリム童話(64 黄金のガチョウ)の設定を借りています。

 



引き寄せの法則ジャンルのブログランキングに参加しています。
創作意欲やモチベーションの源泉になりますので
(つまらなかったらスルーして頂いて構いませんが、)
面白かったり、役に立ったと思ったら以下のボタンをポチッと押してください。
↓  ↓  ↓
にほんブログ村 哲学・思想ブログ 引き寄せの法則へにほんブログ村

 

こちらもよろしくお願いします
↓  ↓  ↓
人気ブログランキング

 

 


HOME (引き寄せの法則,寓話)  創作寓話リスト  禁無断転載 All rights reserved. 

-お金・金運

© 2021 ムー屋寓話@引き寄せの法則